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2000/12/06
シグマリオンでH"を使おう!



H"でデータ通信中
Seagaleがシグマリオンを購入するキッカケともなったtipsです。

 ドコモ専用機と思われていたシグマリオンですが、H"でも使用可能というユーザーリポートが上がってきました。まったくもって何でも試してみるユーザーの好奇心には恐れ入ります。とはいえ、これでH"での接続ができるのですから、人柱となられた方たちには大感謝です。ということで早速、もシグマリオンde H"に挑戦しました。
 このページでは、実際に行ったシグマリオンとH"の接続方法について紹介したいと思います。

(注意)
シグマリオンで通信に関しNTTドコモでは、NTTドコモ以外の携帯・PHSキャリアのサポートは行っておりません。また。今回の作業では一部レジストリを修正します。レジストリを書き換えた結果、最悪の場合はCE機が起動しなくなる恐れがあります。
以下に記載する作業を行う場合は、必ず自己責任で行うようにしてください。また、このページに記載された内容により損害を被った場合、一切の補償はいたしかねますのでご了承ください。





1. H"接続に必要なものを揃える
−必要なものリスト−
・モバギU用、DDIポケット接続用ケーブル(MC/RC6)
・最新版H"用ドライバ (R73phs150.cab)
・レジストリエディタ(TascalRegEdit)フリーソフト
・エッジ端末(今回は京セラPS−T25)


◆モバギU用、DDIポケット接続用ケーブル(MC/RC6)
 シグマリオンは、ドコモ専用のモバイル端末ですので、携帯電話、PHS接続用ケーブルは当然のことながらドコモ用しか発売されていません。しかし、シグマリオンの製造元はNECのためモバイルギアU用のDDIポケット接続ケーブル(MC/RC6)を流用することができます。MC/RC6は、大手量販店等に行けば簡単に入手できます。実売価格は概ね5,000円前後です。
MC/RC6
実売価格は5,000円程度。ドコモ用の純正ケーブルに比べるとちょっと高いです。
箱上面に記載されているバーコードの数字がシリアルナンバーに相当します。(赤○で囲んだ部分)



◆最新版H"用64kドライバ (R73phs150.cab)
 最新版H"用ドライバはVer1.5です(2000年12月1日現在)。MC/RC6に同梱されているFDにドライバ類が収録されていますが、そのバージョンをチェックして使うことにします。今回購入したMC/RC6に添付していたドライバのバージョンは残念ながらver.1.2でした。このバージョンでは64K通信に対応していません。そこで、NECのサイト(121ware.com)に行き、最新のドライバを入手することにしました。
MC/RC6に付属していたFD
残念ながらVer1.2でした。
このバージョンでは64kに対応していません。

 NECサイトでは、NEC製品を購入し、ユーザー登録を行ったもののみがサポートを受けられる仕組みになっています。しかし、MC/RC6だって立派なNEC製品ですので問題はありません。ユーザー登録に必要な入力項目は「製品型番」と「シリアルナンバー」の2点。型番には「MC/RC6」(半角)、シリアルナンバーには、MC/RC6の梱包箱上面に書かれたバーコードの数字を入力します。これでOKです。ユーザー登録後サイト内に入って、最新ドライバ「R73phs150.CAB」をゲットします。
NECのサイトから母艦のノートPCにダウンロードしました。



◆レジストリエディタ(TascalRegEdit)

 今回の作業では一部レジストリの書き換えを行います。そこで、レジストリ編集ができるソフトをシグマリオンにインストールします。今回は、WindowsCEファンページで見つけた、TascalRegEditというフリーソフトを使うことにしました。フリーソフトの作者の方にはいつも感謝しています。
母艦にダウンロードし、解凍しました。



以上で必要なものは揃いました。以下では、具体的な作業手順をご紹介します。



2.実際に行った作業手順
(1) H"ドライバのインストール
 NECのサイトで入手したドライバをシグマリオンにインストールします。インストールの方法はいく通りかありますが、いずれも添付のreadmeファイルに記載されていますのでそちらを参照してください。
ちなみに今回は、パソコンにダウンロードしたファイルをCFカード経由で、シグマリオンのPROGRAMファイルにコピーし、ダブルタップでインストール開始という方法を取りました。最後に、本体リセットを行ってインストール終了です。
ダウンロードしてきたファイルのうち、CABファイルだけをコピーして、シグマリオンの「¥Program Files」に貼り付けます。

ダブルタップすると、インストールが始まります。途中でインストール場所を聞いてきますが、そのまま「OK」しました。

最後にリセットを促すメッセージが表示されますので、それに従ってリセットを行います。
これで、インストールは終了です。
シグマリオンの画像のキャプチャには、「CaptCE Ver.0.08」を使用しています。
作者の伊藤さんには大感謝です。



(2) レジストリエディタ(ソフト)のインストール
 インストール方法は、添付のReadmeファイルを参照してください。ドライバと同じく、CFカード経由でシグマリオンの適当な場所にコピーし、ダブルタップでインストールが始まります。途中でインストール場所を聞いてきますが、そのままOKで良いと思います。
CFカード経由で、CABファイルのみを適当な場所に貼り付けます。

ダブルタップでインストールが開始します。
途中でインストール場所は「¥Program Files」でよいか?と聞いてきますので、そのまま「OK」をタップします。

あとは全て自動で作業が進みます。




(3) レジストリ書き換え
必要ソフトのインストールが終了したら、いよいよレジストリの変更です。
レジストリアディタTascalRegEditを起動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥BuiltIn\SoftMblを開き、
dllのデータを、「necj_mbl.dll」から「scmbl.dll」に書き換えます。
※ レジストリの編集は思わぬトラブルを生じる場合がありますので、作業は自己責任にて行ってください。
・TascalRegEditを起動します。
・HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥BuiltIn\SoftMblとタップし、「necj_mbl.dll」を選択します。
・[編集]→[変更]で文字列の編集を行います。
・文字列編集画面内の、値のデータを「necj_mbl.dll」から「scmbl.dll」に書き換え、[OK]を押します。
・以上で、DLLが、「scmbl.dll」に変わります。
・これでH”が使えるようになったはずです。


   
以上で、作業は終了です。念のため本体のリセットを行い、続いて通信設定に入ります。



3.通 信 設 定
通信設定は「インターネット通信設定」にて行います。「追加」で新規の接続設定を作ります。
今回は、@niftyでの通信設定を紹介します。

・通信環境名、プロバイダ名は任意の名前を入れます。
・通信手段は「PHS(PIAFS64K)」を選びます。
・電話番号には、市外局番を入れず、すべて電話番号の欄に記入しました。
  @niftyの場合は、全国一律の電話料金が適用されるポケットmalにてDDIポケットのpiafs2.1に対応してますので、その番号を記入します。
※ アクセスポイントは、piafs2.1に準拠したものなければなりません。


なお、H"で64Kを行う場合は、オプションの呼び出しのオプションで、追加設定を行う必要があります。
オプションの設定、TCP/IPの設定は、次のようにしています。

後は次画面以降でログインID、パスワード、メールアカウント、メールアドレス、POPサーバ、SMTPサーバなど、通常の通信設定を行うだけです。
全て記入を終えたら、「終了」を押し、右上の「OK」を押してすべて終了です。


以上で、作業はすべて終了です。電源を切って、PHSとシグマリオンをケーブルでつなぎ、電源オン!これでH"での64k通信ができるはずです。



−H"の不具合?−
 現在使用しているH"は、京セラ製のPS-T25です。ブルーライトの眩しいなかなかナイスなモデルだと思うのですが、使用時に時たま電源が入らなくなるという不都合を生じます。通信用の接続ケーブルをつないだ瞬間にPHS側の電源が落ち、再起動しなくなるという症状です。一度落ちると、電源ボタンを押しても反応がなくなります。この場合、充電器に一瞬乗せてやると電源がオンできるようになります。当初はバッテリ切れを疑いましたが、フル充電の状態でも落ちますので、バッテリ切れというような単純な問題ではないようです。
 この症状は、シグマリオンに限らず、ザウルスとの接続の際にも生じますので、PS-T25側の問題だと思いますが、調べたわけではありませんのでなんとも言えません。発生頻度はそれほど多くはありませんが、外出先でこの症状に陥ると帰宅するまでPHSが使えなくなるので質が悪いです。個体の問題なのか、PS-T25の問題なのか、同様の症状に悩まれている人がいればお話をうかがいたいところです。





感想
 思っていたよりは簡単、というよりかあまりにも単純な作業だっため拍子抜けしました。レジストリの変更時に若干緊張しましたが問題はありませんでした。
 64kでの通信に悩まれている方もいるように聞いていますが、今回はトラブルもなく成功しました。
とりあえず、これで、あこがれのH"deシグマリオンです。

 ところで、無線モデムとしての通信はやはり不可能なのでしょうかね?DDIポケットのサイトでは、MC/RC6はPIAFSのみ対応ということですから、単純に考えれば通信できないということですが、、無線モデム接続できないとPATYで通信できないなぁ。う〜ん。どうしよう。(>_<)

【終わり】


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