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2001/03/17
シグマリオンを「対策済」品に換えました



新・愛機シグマリオン


リコール交換期日である2月末を迎え、愛機シグマリオンを予定どおり「対策品」に交換しました。今回はその顛末です。


1.シグマリオン交換
■サポートセンターに電話
 手続はサポートセンターから交換申込書を取り寄せ、それに必要事項を記入し再送付するという手順となっている。申込書を郵送して数日後、「シグマリオン配送センター」というところから配送希望日と、希望時間を教えて欲しいという内容の電話が来た。配送時間は午前(9:00〜12:00)、午後(時間忘れた)、夜(6時以降だったと思う)の中から選択できるということだったので、翌週土曜日の午前中ということでお願いする。その他、交換時の注意として以下のようなことをいわれた。
・ 本体のみを交換するのでメインバッテリは外しておいて欲しい。
・ バックアップは自分で行っておいて欲しい。
・ スタイラスペン、サブバッテリ(ボタン電池)は予備として使っていただいて良い。
・ 新しい保証書を渡すので旧保証書と合せて保管して欲しい。

「あのーROMカード取り外して予備にしていいっすか?」シャレのつもりで聞いてみたが、まるで通用せず・・・
「それじゃお願いします」と電話を切り、土曜日を待つことにした。

■ 交換しちゃうんだし、、ムフフフ!
 交換日はいつもより早く起きて交換の受入準備。といってもCFカードにバックアップをとっただけ。その後、取り替え前後でのMP3の音を聞き比べようと思いWindows Media Playerで同じ曲を聞きまくるがすぐに飽きる。どうせ今日で交換しちゃうからと、ここでは書けないような無茶なことをしてみる。

■ 一応ソワソワ
 配送日当日はシグマリオンの他、Jフォンの端末(会社で無料で購入したJSH-05)2台が配送されることになってたので、午前9時が近づくにつれなんとなく落ち着かなくなる。個人的にはシグマリの交換より、TFT液晶の携帯の到着の方が楽しみだったのだが、どちらも10時を過ぎてやってくる気配なし。そこでまたシグマリを弄り出す。
 ダウンロードしてきたデモ版PocketDOSをインストール、ついでに日本語化に挑戦してみると何故かあっさり成功。あわててバックアップし直す。

■ やっと到着
 ♪ラッタッタ、ラッタッタ、ラッタタッタ、ラタタタタ−♪キューピー3分間クッキング終了。子供のお尻みたいな形の饅頭だったな、、、あー腹減った。っておいおい、もう昼じゃないの。まったくいつ来るんだよ。と思った瞬間。
♪ピンポ〜ン♪ 
 おおっ!来たな!玄関を開けると日通のお兄ちゃんが床に置いた箱からシグマリを取り出している。ボーっと見ていると、「あのぉ、、交換する本体お持ちいただきたいんですけど。」スマン、スマン。つい見入ってしまった。今もってくるわ。旧本体、新本体を交換し、サインを済ませて交換完了。

■ しまったぁ!
 直前まで遊んでいたため初期化しないで渡したことに気がつく。サブバッテリ外してないから初期化できてないよね?メールアドレスとかパスワードとかそのまんま。まずいなぁ。間違っても悪用されるとは思わないけどちょっと軽率だったな。一瞬だけ反省するがすぐに気を取り直す。


とまぁ、だいたいこんな感じです。ほんとにあっけなく対策品への交換が完了しちゃいました。





2. 新旧シグマリオンを比べてみよう
■やっぱ新しいのはいいよね。
 シグマリを購入して3ヶ月。綺麗に使ってきたと思うんですよ。ボディスーツ、液晶保護シート、キーボードカバー等、気を使ってましたからね。交換前にすべて付属品を外したボディは新品といっても良いくらい綺麗でした。それでもやはり本当の「新品」って違うんですよねぇ。新品特有の匂いっていうのでしょうか。さっそく液晶保護シートとキーボードカバー(いずれも新品)を装着し直し完全にリフレッシュ。
外観は新旧で変わりません。(当たり前ですけど)

新品特有の匂いってありますよね。
個体差でしょうが、今回受け取ったシグマリオンは、バッテリ側の上下蓋部分の接合が何となく甘い感じです。

■蓋は堅くなったが倒れ易くなった
 蓋の開閉がかなりきつくなった。開ける際に「カチッ」って感じで音がする。「気持ち程度」ではなくかなりしっかりしたって印象をうける。これは良い。だが相変わらず蝶番部分が緩いのはいただけない。スタイラスでタップしていくと、従来品以上に倒れていってしまう。ボディスーツを装着しているから良いようなものの普通なら使えんかも。う〜ん。これって個体差?

■ CFカードからリストア
 システムは何も考えずにCFカードからリストア。10分弱でリストア終了。レジストリとかは設定し直すのかな?と思っていただけに、通信設定から壁紙まで、いとも簡単に交換前の状態に戻ってしまい拍子抜け。あれっ?壁紙が以前より一回り小さくなったような気がするけど錯覚だろうか?
軽くタップするだけで、液晶画面が後ろに倒れてしまう。

コレじゃ使い物にならないと思うのだが、、、


■液晶が気持ちチャチくなってない?
 外観に変化はないが、液晶が気持ち程度チャチくなってない?う〜ん。同じ液晶のはずなんだがなぁ、、、なんか違うぞ?輝度は従来より良くなったが全体的に淡くなり色が飛んでいるって印象を受ける。濃淡調整ってできたかな?
写真ではわかりづらいが、対策前に比べて“何となく”液晶がちゃちくなった気がするのだが、、、

それとオリジナル壁紙の周りにデフォルトの緑画面が見えている。ということは、壁紙が一回り小さくなった?

■ ベンチマーク結果
 CPUはクロック数が従来の168MHzから164MHzに約2.4%ダウンしている。これはドコモのパンフレットにも記載されているとおりだが、この2.4%の違いってどの程度のものだろうか?さっそくベンチマークを取る。今回のベンチマークテストには、WindowsCE Fanでベンチマークテストに使われている、Dbench(作者:傍島康雄氏)を使わせていただいた。作者の方ありがとうございます。
注)ベンチマークテストについては、WindowsCE Fanのこのページで詳しい説明がされています。

 今回のベンチマークテストでは、それぞれテストを行う前にリセットした上で5回テストを行い、その平均値をとった。テストの結果は下表のとおり。交換前品の結果に比べtotalで2.4%減と、クロックダウンそのままの結果となって現れた。ちなみに、キャッシュの値は交換前後とも16,000に設定しており、交換前品のテストも同様に5回の平均値である。

項   目 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平 均 交換前品 増減値
Int calc 1522 1524 1524 1519 1524 1,523 1,554 -2.0%
Double calc 314 312 314 312 312 313 318 -1.6%
Circle draw 627 684 614 687 661 655 676 -3.2%
Rectabgle draw 1498 1515 1490 1527 1509 1,508 1,554 -3.0%
Text draw 694 704 708 722 702 706 718 -1.7%
Scroll 15 12 14 14 15 14 13 7.7%
total 4670 4751 4664 4781 4723 4,718 4,834 -2.4%
注1.ベンチマークテストを行う項目は全部で6項目となっている。それぞれの項目の意味は以下のとおり。
     Int calc :整数演算(足し算)の性能テスト
     Double calc:倍精度演算(少数計算)の性能テスト
     Circle draw :円形描画(画面の円形を塗りつぶす)の性能テスト
     Rectargle draw:矩形描画(画面の四角をぬりつぶす)の性能テスト
     Text draw:テキスト描画(画面にテキスト文字を書く)の性能テスト
     Scoll:スクロール速度の測定


■Windows Media PlayerでMP3聞き比べ
 今回は宇多田ヒカルの「Can You Keep a Secret?」を聞き比べたが、音質があきらかに違っている。こんなことってあるのだろうか?この曲は最近よく聞いていたのでさすがに違いがわかる。モノラルだからという問題じゃないですね。音に伸びがないしあきらかに音域?がずれている。はじめからこの音ならばこんなもんかって感じなんでしょうが、聞き比べてしまうとイライラする。いったい何故?わずか2.4%のクロックダウンだけどこんなに違うものなのだろうか?

■ 何故かフリーズしやすくなった。
 今回、CFカードからリストアをしたのだが、これまで滅多なことじゃフリーズすることなかったシグマリオンが、交換品ではことある毎にフリーズしまくるようになった。ただし、直前にPocketDOSをインストールしたりしていたのでそういった影響かもしれないので、なんとも言えない。こればっかりはしばらく様子を見るしかない。

■ P-inComp@ctは引き続き良好
 交換前のシグマリオンはもともとP-inComp@ctとの相性?が良かったこともあり、対策品に変わったことによるありがたみというものはは、実のところあまり感じていない。
 一部ユーザーの間で、対策済みシグマリオン+P-inComp@ctで通信中に本体内部から「ジー」という異音がするという現象が話題になっているようだが、そういった症状も今のところ現れていないのでとりあえず一安心。
 もしかして、異音に対する再対策がこっそりと取られていたりして、、、なんてことないかな?ちなみに、シリアルは「KBA」なので2001年2月製ですね。





 とまぁ、だいたいこんなところでしょうか?とりあえず気づいた点を書き連ねてみました。通常の使用程度では体感速度は変わりませんね。わずか2.4%のクロックダウンですからそれも当然といえば当然でしょう。ただし、私の場合、MP3は慣れればいけるかなと思ってしばらく聞いてみましたがやっぱりだめでした。この点だけは残念でたまりません。とはいえ、新品に換えてもらったので、それはそれでよしとしています。

 ちなみに、対策品への交換は一応2月末までで終了ということになっていますが、NTTに電話して聞いてみたところ3月以降でも対策品への交換は受け付けてくれるとのことです。ただ、いつまでもOKということもないでしょうから、交換される場合は早めに申し出た方が良いでしょうね。

【終わり】




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